技術情報

橋梁補修工事 PP工法 RC橋脚巻きたて補強工法 PCM工法協会HOMEPAGEより

PP工法は、建築限界や河積阻害など施工が制約される場所で真価が発揮される増厚工法です。鉄筋コンクリート(RC)の設計方法によって算定された補強効果は、「マグネラインで補強した橋脚の正負交番載荷試験(平成10年実施)」によって確認されています。PP工法は、橋脚や水門の補強など、様々な制約条件下での耐震補強工法として多くの実績を残しています。(写真は弊社施工物件ではありませんPP工法施工参考映像です)

PSR工法は、鉄筋コンクリート(RC)床版の下面に配置した補強用鉄筋と既設の床版とを、マグネラインで一体化させる増厚工法です。この下面増厚は、左官施工あるいは吹付け施工によって行われます。一体化された床版は、曲げ補強のみならずせん断耐力が増大するとともに、マグネラインによって耐久性も向上します。

PSR工法

1.床版下面から施工するため、交通を開放したまま施工できます
2.天候の影響を受けずに施工できます
3.型枠等の資材が不要ですので、産業廃棄物の発生が少なくなります
4.工事中の騒音や振動が少ないので、近隣に迷惑をかけません
5.補強に必要な鉄筋量は、鉄筋コンクリートの設計方法に準じて算定できます
6.厳しい塩害環境下においても、表面保護工法を併用する事で対応可能です
本構造形式の補強効果は、昭和60年に財団法人土木研究センターで実施された載荷試験、平成7年に大阪大学で実施された輪荷重走行試験、および平成11年の旧建設省土木研究所で実施された段階的輪荷重走行試験など多くの実験によって実証されています。また、この工法は鉄筋コンクリート桁の補強にも適用することが出来ます。

PT工法は、マグネラインの高い付着耐久性と薄厚施工の技術を応用し、劣化したトンネルの補修・補強に適応されています。トンネルの内空断面の建築限界を犯すことなく、はく落防止から変状トンネルの補強まで多様なニーズに対応できます。

PT工法

1.補強部の部材厚が薄くできます
2.既設覆工コンクリートと同じ無機質材なので補修・補強部が一体化します
3.死荷重の増加が微少です
4.施工面が湿潤状態でも施工ができます
5.同一材料で施工するので、連続作業ができます
6.引火、爆発、中毒の心配が無く、工事が安全にできます
7.補強後は目視点検ができます

橋梁地覆用止水こ